一枚板を選ぶとき、木目や色合い、形の美しさに目が行く方は多いと思います。
もちろん見た目の好みは大切です。しかし、一枚板は自然の木から作られる家具だからこそ、見た目だけではなく、板の状態やサイズ、仕上げなども確認しておくことが大切です。
今回は初めて一枚板を選ぶ方にも分かりやすいよう、確認しておきたい6つのポイントをご紹介します。

1.木目や色合い
まずは自分が気に入った木目や色合いかどうか見てみましょう。
同じ樹種でも、木目の流れや色の濃淡、節の入り方などによって印象は大きく変わります。
確認したいポイント
・木目の流れや表情
・色合いや濃淡
・節の位置や入り方
・部屋の雰囲気に合いそうか
一枚板は長く使う家具だからこそ、まずは「この板が好き」と思えることが大切です。

2.耳の形状
一枚板ならではの特徴の1つが「耳」です。
耳とは天板の長辺に残された木の自然な輪郭のことです。
木の曲線をそのまま残したものもあれば、比較的すっきりとした形状のものもあります。耳の形によって、テーブルの印象も変わります。
確認したいポイント
・耳の曲線や凸凹
・左右の形状
・木の外側ならではの表情
・部屋の雰囲気や好みにあってるか
一枚板を見るときは、天板の中央だけでなく、外側のラインにも注目してみてください。

3.割れや節など、板の状態
一枚板には節や割れが見られることがあります。
節や割れがあるからといって、必ずしも悪い板というわけではありません。自然な木の表情として魅力になる場合もあります。
ただし、割れの大きさや位置、補修の有無などによって確認すべき点は変わります。
確認したいポイント
・割れの大きさや位置
・割れがどの程度まで入っているか
・補修されているか
・節の状態や位置
・家具として使用するうえで問題がないか
分からない場合は、販売店に状態を確認してみると安心です。
4.反り・ねじれ・乾燥状態
木は自然素材なので、反りやねじれ、割れなどが起こることがあります。
そのため現在の板の状態だけでなく、どのように乾燥・保管されてきたのかも確認しておきたいポイントです。
表面が乾いて見えても内部まで十分に乾燥しているとは限りません。
確認したいポイント
・反りやねじれの状態
・乾燥履歴
・含水率
・どのような環境で保管されていたか
ただし、含水率の数字だけですべてを判断できるわけではありません。樹種や板の厚み、保管環境なども含めて確認することが大切です。
5.サイズ・厚み
気に入った板が見つかったら、設置する場所に合うサイズかどうかを確認しましょう。
特にダイニングテーブルの場合は、使用人数だけでなく、椅子を引くスペースや周囲の通路も考える必要があります。
確認したいポイント
・天板の長さ、幅
・使用人数
・椅子を置いた時のスペース
・部屋の広さとのバランス
・天板の厚み
・脚とのバランス
厚みのある板は重厚感が出やすく、比較的薄い板はすっきりとした印象になります。
6.仕上げ
最後に確認したいのが天板の仕上げです。
一枚板はオイル仕上げとウレタン仕上げなど、仕上げによって見た目や使い心地が変わります。
オイル仕上げは木の手触りや自然な風合いを楽しみやすい一方、使用状況に応じたメンテナンスが必要です。
ウレタン仕上げは、表面を塗膜で保護するため、水や汚れに強く、日常的に使いやすいという特徴があります。
確認したいポイント
・オイル仕上げかウレタン仕上げか
・手触りや見た目
・水や汚れへの強さ
・メンテナンスの方法
・自分の使い方に合ってるか
仕上げについてはどちらが良いということではなく、日々の使い方に合ったものを選ぶことが大切です。
一枚板は「見た目+板の状態」
一枚板を選ぶときはまず木目や色合い、耳の形など、自分が気に入るかどうかを大切にしてください。
そのうえで、
「板の状態はどうか」
「乾燥は十分か」
「サイズは合っているか」
「どんな仕上げなのか」
という点を確認していくと、より納得して選ぶことができます。
一枚板は自然の木が持つ個性を楽しめる家具です。
見た目の好みだけでなく、板の状態や仕上げにも目を向けながら、長く使いたいと思える一枚を選んでみてください。
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